仕事の転機は高嶺の花である彼女との出会いと別れ、再会を誓う告白・結
出張メインの仕事をしていた2019年、36歳を迎えた春が終わる頃、僕は高嶺の花である彼女に恋をしたていた!何故、恋をしたのか?その問いに答えよう!
はじまりの終わり
最近、久しく忘れていた感覚が恋だと思う。
あなたには会社に大切な人はいますか?
そして本気で取り組んで仕事に燃えていますか?
人生に於いての転機はありましたか?
この話は自分にとっての仕事の転機や大切な人との出会いと別れの話です。
時は2019年2月末、仕事の出張で来ている自分に色恋とかそんな話は無かったが会社の全体を見て、そこに勤務している人と一通り話をしようとして、会社内を色々回っていると彼女に会った。
おそらく3月上旬だったと思う。
話題は彼女が過去、剣道をしていたというネタでコミュニケーションを取った気がする。
初めてはノリがいい子だなって印象。
剣道は結構いい成績を残したって気がする。
それからは徐々にお互いイジりあえる関係になれたかと思う。
初めての相談
それから何度か話をして、機密事項である人事やスキルを調査していることを耐えられず、事実を隠さず話してしまう。
彼女は仕事の話が好きで、生き生きと自分の話を聞いてくれている。
話をしていると波長があう。
話をしていても途切れないから時間立つのも早い。
今思うと、仕事に前向きな彼女だけは何があっても真剣に聞いてくれるとそう思ったんだろう。
それから立場を気にせず彼女には隠さず話をした。
そもそも立場で仕事はしてないのだが。
今、自分がやっていることや会社の方針などとにかく事あるごとに話をした。
そして彼女自身、会社を変えていきたいという信念を持っていたこと。
彼女は時短勤務だが、会社の誰よりも芯が強かった。
だからこそ、そんな彼女を信用している。
ほどなくして、彼女から相談を受ける。
話づらそうな内容なので、人が来ないような場所に移動して話をした。
近いうちに管理職への昇進の道が用意されたこと。
果たして本当かそれともガセなのか?
色々な事が頭をよぎった。
自分は確かにこの時、管理職に彼女がなってほしいと思っていた。
人から相談を受けること自体は初めてではないが意識の高い彼女からの初めての相談は不謹慎だが嬉しかった。
彼女は周りと同じ、管理職候補というプロセスを飛ばして管理職になることをためらっていたようだ。
高めあえる関係になる
相談があってからより打ち解け、更に彼女と話す機会が増えた。
雑談の中でピンク色が好きなことは意外だったが、彼女の女性らしさを引き立てていた。
彼女が自分を尊敬してくれていることを知り、自分から教えてもらいたいって言ってくれたことで、彼女に教育して会社という今の組織を変えたいと思った。
彼女には自分も含めて人を変えられる力がある。
今の会社を変えるには彼女というカリスマが必要なんだ。
俺は自分のスキルを彼女に惜しみなく伝授することで彼女が成長し、自分を超えることを祈っている。
この時の願望だが、もし彼女が自分より先に部長になるならこの人の部下になりたい、逆に自分が部長ならこの人を側に置いて一緒に会社を変えたいと思った。
これが恋をした回答だが、夢を語りあえる仲になると自分自身鼓舞され、より彼女に惹かれていった。
仕事を話している時、同じ目線で話しあえる仲だからこそ、話が途切れず、ずっと話続けられる関係なんだ。
出会って数ヶ月なのに、本当にウマが合うってこの事なんだろうなって思った。
決心して告白をしようと思う。
尊敬して、信用してくれると言った彼女の言葉に偽りはないので、こちらが気持ちを隠すのは失礼だと思う。
高嶺の花へ告白
自分が去る最後まで彼女は真剣に、そして笑い、本気で自分を必要としてくれた。
もっと彼女を支えたい!
彼女の力になりたい!
だが時というのは残酷だ。
もう去る時が来てしまった。
彼女には本当に感謝しかない。
自分自身、彼女に恩しか感じていない。
そんな中、管理職としての基盤ができる前に離れるのは心残りだが彼女は大丈夫。
彼女の気持ちに迷いがあった時から何度も話して言い聞かせていたから、決してブレない強さが出来た。
例えるなら戦乙女(ヴァルキリー)のように凛としてしなやかなのだから。
ただ気持ちは伝えていこうと思う。
好きって言葉は簡単だが、好きだ。
好きに難しいも簡単も無いと思うが、仕事をひっくるめて人としても女性としても好きだってこと。
よくチャラ男なんかが言う軽い好きではなく、何度も彼女自身を見て、話をした中での『真実の好き』と言えるのだから。
だが、これは別れではなく道半ばの二人がまた再会するための『成功への道』なのだから。
毎月だって会える。
いつでも飛んでいく。
彼女の話を聞けば俺自身何度でも立ち上がれる。
彼女にとってもそういう存在でありたい。
彼女との会社愛を大事にしていきたい。
もちろんそれが歪まないように、そして修正していく事も重要だ。
きっとこの熱意は決して冷めることがないネバーエンディングストーリーなのだから…
その後の物語
結果受け止めてくれたものの、すれ違いも起きてしまったと思う。
ただ、俺が悪いという認識でもあり、お互いの合わない部分は出たと思う。
気まずさが出たなら申し訳ないことをした。
しかし、悔いはないしまだ道半ば。
この恩に報いるためにも時間はかかるが、必ず彼女をステップアップさせよう。
彼女と出会わなければ今の俺はなく、きっと今の現状に満足していただろうから。
彼女は自分の可能性に気づいているかは知らないが、彼女のカリスマ的なオーラや、発言力は会社には必要であり、いずれ会社を変える力になるだろうから。
だからこそ、彼女をキャリアにすることこそが俺の使命であり、彼女に幻滅されないで尊敬する兄貴の様に居続けられるようにするために支え続けるのだから。
いつか、一緒に仕事をする時に今の時期を笑い飛ばして懐かしむためにも…
今はお互いに乗り越えていこう。
出会ってくれてありがとう、不快にさせてごめんなさい、そしてこれからもありがとう!
エピローグ
そして2019年9月現在、俺にも大事な人が出来た!
これから仕事に没頭していくにあたり大切な彼女だ。
今まで間違いを幾度となく乗り越えてきたが今度こそすれ違いなど起きないようにしていこうと思う。
前に進むのみ。
全てに感謝して自分の道を大切な人と歩いていきます。
追伸
自分自身もやらかしてしまったので、反省してもう職場はこりごりだと痛感しています。