【借金返済】債務整理はするべきか?個人再生や自己破産と比べてみた!
みなさんは借金をどのようにお考えですか?もちろん借金をしないのが一番だしどんな時も手元に現金があるならそれが一番ですよね?
1.借金のきっかけ
まずはココですよね。
普通に事業費の借り入れや投資なら意味のある借金と言えますがショッピングとなると我慢すべきところになるので我慢ができない、誘惑に弱い人だと借金をしやすいと言えます。
だいたい無計画だと給料をあるだけ使い、貯金せず、クレジットやキャッシングカード(つまり消費者金融のカード)を作りそこから現金を引き出し、ショッピングや趣味にお金を使い、お金がマイナスになります。
これが収入に対し支出が増えたことによる借金の入り口に入ります。
2.返せない借金
毎月の返済が増え、増えた分をカードから降ろしてまた返済という自転車操業という負のスパイラルが借金の額を増やし気づいたら借金を返すために仕事をしてるということです。
つまり借金を返す為に借金はもはや無意味なのです。
こうしてその働いた金額で返せなくなったころカード料金の滞納、そしてカード会社や消費者金融からの電話が鳴り響くようになり利息も増えていきます。
こうなるともう破産の道なのか、マグロ漁船に乗せられるのかと怖い思いをするようになります。
3.弁護士に相談
ここからはよくCMなどでもやっていますが今は少ないのですがカードや消費者金融の過払い金というものがあり、利息をたくさん払いすぎてることで、これを弁護士が申請すれば戻ってくるお金があります。
ただし時効があるため、早めに相談します。
そして戻ってきた額に対して弁護士がそのうちの費用を頂くというシステムになっています。
さて、その手続きですが使用していたカードと規約や暗証番号の入った封筒など書類が必要になってきます。
4.任意整理とは
債務整理で一番割合の多いのがこれです。
任意整理と言えば、過払い金の額は正直期待できないのですが(法改正により最近は消費者金融も真っ当な手数料になったため)利息に関しては0になるので自転車操業になったらやるべきです。
むしろやらないことでカード会社や消費者金融から督促や催促を受け精神的ストレスのが大きいです。
ただし注意が必要なのはカード会社のCIC機関にブラックリストとして掲載されるため今後新規でのカードを作ることは出来なくなります。
ただし、利息0の支払いを終わってから5年間経過するとブラックリストが消え新規でのカードが作れるようになります。
ここで注意すべきは弁護士が交渉してくれるものの必ず任意整理出来るわけではなく交渉破断となれば任意整理は出来ずきっちり毎月利息ありで払うということです。
5.任意整理を考えたら
債務整理をする前に知識として読んでみてください。
6.ある一例の悲劇
とある人は取材をした時にとにかく毎月の給料で旅行やプレゼントなどをたくさん買ってあげていたそう。
せっかく付き合ってすぐの時に消費者金融の借金を返したのにまた借金。
そして自己破産を考えるころには450万もの借金が。
債務整理で利息なしも悲惨な末路です。
しかもしばらくカードも作れません。
せめて、金を使わない遊び方やお出かけを考えていれば。
使っていても支出を抑える方法を考えないとこうなりますね。
7.個人再生とは
こちらは可能な限りお勧めしません。
借金が1000万以上でならやる価値もありますが、1/5の200万は残ります。
しかも裁判になるため会社からも書類が必要になるため、会社への根回しなどとにかく面倒な手続きです。
更に車は取り上げられ、家しか残らないので地方の方は更にきつい。
8.自己破産
こちらは完全に0からスタートになります。
個人資産というものは全てなくなります。
間違いなく人生の再スタートを切れますが全てキャッシュでの生活を余儀なくされるためいい方法とは言えず、会社からの必要書類も揃わないといけないので結構大変かもです。
9.まとめると
この借金大国の日本において金を稼ぐ以上に使い方を知らないと年収1000万でも2000万使いこむとかしてしまいます。
もちろん年収300万でも毎年100万出来ている強者もいるので債務整理という切り札を使わないような生活を切に望みます。
また、もし使うことになるならば次はないという崖っぷちだと思ってください。
なぜならば、普通の人は絶対に来ないステージなのですから肝に銘じてしっかりお金を有効に使っていきましょう。