W杯レポートNo.7サッカーの母国イングランド驚異の矛と盾で4強へ
4年に1度のサッカーの祭典World Cupが2018年ロシアで開催されます。毎回下馬評が高いイングランド代表は決勝トーナメントでベスト8以上へいけていないのですが今大会は4強以上の期待が持てます。
イングランド代表メンバー(iPhone7スクショ)
大会日程
グループリーグは6月14日から6月28日の2週間に渡り開催されます。
イングランド代表の日程は6月18日27時チュニジア、6月24日21時パナマ、6月28日27時ベルギーとなっています。
6月30日から7月15日が決勝トーナメントの日程となります。
グループGを展望
グループGはイングランド、ベルギーの一騎打ちが想定され、パナマとチュニジアが追う展開になりそうですが付け入るスキがなさそうです。
以前のイングランドなら守備に不安もありましたが潔く5-4-1のシステムで堅守なサッカーを実現し親善試合でドイツ、ブラジル、オランダ、イタリア相手に1失点と堅守ぶりを発揮して1勝3分としています。
ただ本大会はなかなかベスト8以上の壁に阻まれドイツやフランス、スペインなどの強豪国に勝ち切れていないのが現状です。
とはいえ、ライバルのベルギーに勝ち切り1位抜けをしたいのですがベルギーも過去最大のスター集団を引っ提げてグループリーグ全勝対決になる可能性があります。
チュニジアやパナマは守り切って早い時間帯に先制点を許さないことが上位進出への鍵とみています。
イングランド代表メンバー
GK
1ジョーダン・ピックフォード(エバートン)
23ニック・ホープ(バーンリー)
DF
12キーラン・トリッピアー(トッテナム)
17ファビアン・デルフ(マンチェスターC)
MF
20デレ・アリ(トッテナム)
21ルベン・ロフタス・チーク(クリスタル・パレス)
FW
9ハリー・ケイン(トッテナム)
10ラヒーム・スターリング(マンチェスターC)
11ジェイミー・バーディ(レスター・シティ)
14ダニー・ウェルベック(アーセナル)
監督
ガレス・サウスゲート
イングランド代表を応援する
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強豪国の情報
順当に行くと1位抜けで準々決勝ブラジルと、2位通過で準々決勝ドイツとなりますが親善試合の内容をみるならブラジルと当たる方が勝率は上がると思います。
とは言っても準決勝以上で考えるとスペインやフランスにも要警戒です。
対チュニジア
ルーニー、ジェラードなどの精神的支柱も抜け若手に世代交代のイングランドですが今のシステムが身体能力の高いチュニジアにどの程度通用するのか、そしてチュニジアはイングランドの堅い守備網を突破できるのかが鍵です。
強豪たちを親善試合で封じてきたものの本番に弱いイングランドのためまずチュニジアに勝って勢いをつけたいところです。
0に封じればイングランドペースになるため失点をしないことが勝機になり得ます。
2-1〇勝ち
11分ハリー・ケイン(イングランド)
35分フェルジャニ・サッシ(PK)(チュニジア)
90分ハリー・ケイン(イングランド)
戦評
初戦をイングランドが危なげなく勝利です。
今大会堅い守備で今までのイングランドを覆すかのようなサッカーで勝ち上がってきました。
プレミアリーグで得点王のハリー・ケインを擁し、5バックのシステムを採用した戦術は今大会も強豪を苦しめるだろうと言えます。
チュニジアにPKで失点を許し後半も90分を迎えますがハリー・ケインの劇的弾で勝ち越し勝ち点3をゲットしました。
敗れたチュニジアは次戦のベルギー相手に総力を尽くし勝ちに行きたいところです。
対パナマ
チュニジアにもですがパナマもイングランドの守備陣には不安な要素は見当たりません。
この相手に勝ち切れなければベルギー相手に勝てる要素がなくなってしまうためしっかり勝ってベルギーとの全勝対決に持ち込みたいところ。
パナマも逆に引き分け以上で狙っていくなら前半に隙をついてスペースを作っていくことがイングランド守備網を切り崩す要因になりえます。
とにかくミドルシュートで壁をこじ開けていくしかないでしょう。
逆にイングランドはしっかり守ってカウンターを狙って1点をもぎ取りたいところです。
6-1〇勝ち
22分ハリー・ケイン(PK)(イングランド)
45分+1ハリー・ケイン(PK)(イングランド)
62分ハリー・ケイン(イングランド)
78分フェリペ・バロイ(チュニジア)
戦評
イングランドがこれまで見せてきた守備的布陣ではなく3バックにして攻撃的布陣で来ました。
イングランドがベルギー戦に向けて調整するかのような試合でした。
ハリー・ケインのハットトリックはC・ロナウド(ポルトガル)が2日目のスペイン戦でハットトリックを決めた以来です。
対ベルギー
全勝対決になる両者。
イングランドはベルギーを完封できればブラジルやドイツの牙城を切り崩す自信につながるためこの試合は決勝トーナメントを勝ち上がるためにも重要です。
ベルギーも同じで守備の堅いチームはイングランドだけでなくスイスやスペインと当たった時も通用する目安にもなるためイングランドディフェンス陣を破るためにアザールやルカク中心にパスやドリブル、時にはミドルで揺さぶりをかけイングランドにプレッシャーをかけたいところです。
逆にイングランドはベルギーオフェンス陣をシャットアウトして決勝トーナメントへ弾みをつけたいところです。
1位2位争いで決勝トーナメントのブロックがブラジルやドイツのブロックは避けたい両チームだけに意外と消極的な戦いにならないか不安な1戦ではあります。
まとめると
今大会のイングランドはハリー・ケインを生かしタクティクスである守備が大会1位と言ってもいいくらいの完成度の高さです。
これが親善試合の好調ぶりを示していますが本番に弱いのもイングランドの特徴です。
グループリーグよりも決勝トーナメントでその力をいかんなく発揮してほしいですね。