クロアチア代表メンバーが強い!フォーメーション、背番号、スタメンなど
4年に1度のサッカーの祭典World Cupが2018年6月14日からロシアで開催されています。クロアチアはラキティッチら黄金世代で優勝を目指し駆け上がります。
クロアチア代表メンバー(スニッピングツール)
大会日程
グループリーグは6月14日から6月28日の2週間に渡り開催されます。
クロアチア代表は6月17日◯2-0ナイジェリアと、6月21日◯3-0アルゼンチンと、6月27日27時アイスランドです。
6月30日から7月15日が決勝トーナメントの日程となります。
グループDを展望
グループDは実力伯仲の4チーム、南米で1.2位をブラジルと争うアルゼンチン、ユーロ2016ベスト8を経験し強豪国に成り上がったアイスランド、安定した強さがありラキティッチ世代のスター集団が揃うクロアチア、アフリカで最も勢いもあり身体能力のあるナイジェリアとタフなチームが揃い、本命はアルゼンチンだがジャイアントキリングがありそうな波乱含みのグループリーグです。
本命のアルゼンチンを筆頭に対抗がクロアチア、ダークホースがアイスランド、大穴がナイジェリアと拮抗しているチームが揃うと予測がしにくくなります。
アルゼンチンの不安は守備にあり、決定力や攻撃面の不安はないものの、守備の隙を突かれるとかなり脆くなるため、アルゼンチンは良くも悪くもメッシが勢いつけるため、メッシを中心に攻めきりたいと言えます。
アルゼンチンを予選敗退に追い込む国があるとすれば、アイスランドやクロアチアの堅い守備でアルゼンチン不安の守備の隙を突ければグループリーグ突破の可能性が見えてきます。
対ナイジェリア
6月17日◯2-0勝ち
32分OG(クロアチア)
戦評
クロアチアが中盤圧倒しナイジェリアの守備陣を崩壊させました。
前半32分はマンジュキッチのダイビングヘッドを足で防ぐがそのままゴールへ吸い込まれオウンゴール。
後半はPKをモドリッチが決め試合を決定づけました。
アルゼンチンがアイスランドと分け次節アルゼンチンとは与し易いクロアチアはまたも中盤で圧倒し、アルゼンチンを倒しにかかります。
対アルゼンチン
天王山でもあるアルゼンチンに対しクロアチアモドリッチやラキティッチを擁し中盤ではアルゼンチンを圧倒できるスター集団です。
クロアチアにとって最も嫌な相手になるためグループリーグの1位争いを手にするならこの試合は引き分け以上を狙いに行くことが重要です。
アルゼンチン側は守備の不安が解消されていなければメッシやイグアイン、アグエロで先制点、追加点と狙っていかないとクロアチアは倒せないと考えます。
見どころの多い試合にはなりますがアルゼンチンが守勢に回るケースも多々見られるでしょう。
6月21日◯3-0勝ち
53分A.レビッチ(クロアチア)
戦評
アルゼンチンが崖っぷちに立たされてしまいました。
メッシがボールを持っても攻めきれず、逆に数的優位で止められてしまいます。
クロアチアはアルゼンチンの中盤を機能させず、アルゼンチンの守備陣をイラつかせるくらい攻めがいやらしかったですね。
ナイジェリアがアイスランドを破ったため、最終戦勝利し、アイスランドが負ければ2位通過、アイスランドが勝利なら得失点差になるためアルゼンチンは最終戦に全てをかけたいですね。
波乱もW杯の楽しみの一つなのですが、前大会準優勝チームの衰退は中盤にあるため、メッシだけに頼り、その重圧がメッシを潰してしまう悪循環に陥ってるので、メッシのメンタルが復活すればナイジェリア戦勝利、そして決勝トーナメントが見えてくるはずです。
クロアチアはすでに1位通過を決めているためアイスランドにワザと負けてアルゼンチンをグループリーグで消すという暴挙もできます。
真剣味がどうかさ薄れないことを祈ります。
対アイスランド
ユーロベスト8チームだけあり、ナイジェリアに負けても最終戦でクロアチアに勝てばナイジェリアがアルゼンチンに負ければアイスランドにチャンスがあるため、本気モードのアイスランドです。
クロアチアは1位通過を決めているためアイスランドに対し油断せずに戦えば引き分け以上を狙えます。
ラキティッチ、モドリッチも決勝トーナメントへ向けいい形での調整をしたいところです。
おそらくはデンマークが初戦の相手になりそうなのでアイスランドを仮想デンマークとして戦い抜きたいところです。
6月26日〇2-1勝ち
76分ギルフィ・ジグルズソン(PK)(アイスランド)
90分イヴァン・ペリシッチ
戦評
クロアチアが3戦全勝で首位通過を決めました。
ナイジェリア、アルゼンチンには2点差以上を付けて勝ち、迎えたアイスランド戦はかなり苦戦させられました。
1-0リードの76分ハンドでアイスランドにPKを与え同点に追いつかれると残り時間も僅かというところまで攻めきれず、しかし90分ドリブル突破からのバデリのラストパスをペリシッチが左足で振りぬき決勝ゴールとなりました。
この3戦目がクロアチアをてこずらせたと言ってもいいグループでした。
決勝トーナメント展望
フランスと引き分けたことで評価が上がってきています。
勝ち上がればスペイン-ロシアの勝者と当たります。
ベルギー同様黄金世代のクロアチアが3位を超えられるかのチャレンジになります。
1回戦 デンマーク
クロアチアはアルゼンチン、ナイジェリアなどの死の組に入りましたが堂々の1位通過です。
対するデンマークは強豪フランスと引き分けて2位通過です。
7月2日●1-1(PK2-3)負け
1分マティアス・イェルゲンセン
戦評
クロアチアが辛くも勝利したが薄氷の戦いでした。
デンマークの奇襲で先制を許し、すぐに追いついて点の取り合いになるかと思えばペースダウンし一転クロアチアを焦らし焦らせた。
延長でも決着が付かずPKに持ち込み両GKのファインセーブで2-2で迎えた最後のキッカーはラキティッチが決勝ゴールを決めPK戦を制しました。
タレントが決して豊富とは言えなかったデンマークが組織でここまでクロアチアを追い詰めるとはだれも予想だにしなかったのです。
素晴らしい戦いでした。